1年理数科研修in山形
3月18日(木)、1年生の理数科研修として山形県工業技術センターにお邪魔しました。例年行っている筑波研修が中止となったため、急遽お願いして受け入れて頂いたものです。最初にセンターの概要を説明して頂き、IoTイノベーションセンターの紹介映像を見せて頂いた後、4班に分かれてロボット生産ライン、発酵食品関連、鉄筋引張試験、デザインの4か所を交代で見学しました。普段なかなか見ることができない技術開発や研究の現場を生で体験することができ、2年生からの課題研究や将来の進路について考える上で非常に参考になったと思います。
概要説明
見学の様子①
見学の様子②
質疑応答
2年課題研究発表会
2月4日(木)、県教育センターの熊坂指導主事をお招きして課題研究発表会が行われ、理数科の1、2年生が出席しました。今年度は新型コロナの影響もあり研究期間が十分に取れませんでしたが、どの班も中間発表よりも研究を深め、伝わりやすい発表となるよう工夫しました。質疑応答も時間が足りないほど活発に行われ、最後に熊坂指導主事から、先行研究の参照、結果を定量的に評価すること、指導者とのコミュニケーション、の3つについてアドバイスを頂き、次年度への課題を再認識できました。1年生にとっても、来年度自分たちが研究を行う上で非常に参考になったと思います。
開会のあいさつ
発表の様子
質疑応答の様子
指導主事からの講評
課題研究地学班発表会(於山大機器分析センター)
1月21日(木)、山形大学小白川キャンパス機器分析センターにおいて、2年生の課題研究地学班が研究成果の発表をさせていただきました。地学班は「山寺層の起源」というテーマのもと、実際に山寺層から採取してきた岩石を観察して研究を行いましたが、その岩石サンプルを薄くスライスする際に機器分析センターをお借りしていました。その縁で山形大学の先生方に発表を聴いていただき、先行研究を調べることの重要性や今後の研究の可能性などについてさまざまなアドバイスをいただきました。本年度はコロナ禍の中、山形県探究型学習課題研究発表会も誌上開催となり、なかなか発表機会に恵まれない中での貴重な経験でした。また、機器センターの中も見学させていただき、今後研究をしていく上での大きな励みとなりました。
理数科集会(3年生激励会)
12月15日(火)、3年生激励のための理数科集会が行われました。今年度は密を避けるために、1、2年生は代表1名ずつのみの参加です。これまでの3年間、学習や部活動をはじめさまざまなことに意欲的に取り組んできた3年生でしたが、校長先生、理数科長、1、2年生からの激励を受け、受験へと向かう決意を新たにしました。残りあと少し。がんばれ!3年生!
校長先生からの激励
1年生からの激励
2年生からの激励
3年生代表決意表明
3年生課題研究発表会(英語)
9月23日(水)、理数科3年生による課題研究の英語での発表会がありました。これまでも、課題研究の結果を発表し報告書にまとめるという活動はしてきましたが、それを英語で発表するというのは初めての試みです。他の班のメンバーや理数科の2年生が発表を聴きました。各班、慣れない英語でのプレゼンテーションや質疑応答に苦労した場面もありましたが、これまでに学んだ英語の知識や今回調べた専門用語などを総動員して奮闘しました。自分たちの考えを上手く伝えられないもどかしさを感じながらも、今後大学等で研究をしていく上での良い経験になったと思います。
発表の様子
3年課題研究風景
今年度第1回目の記事は3年生の課題研究の風景です。コロナ禍の影響で当初の計画よりも少し遅れていますが、9月の発表会にむけて各グループ、一生懸命に研究に取り組んでいます。2年時からの継続研究であり、研究をほぼ終え英訳の段階に入っているグループもあれば、結果に満足できず補完実験を行っているグループもあり、進行状況は様々です。
課題研究は、テーマ設定からデータ収集、結果、考察、結論、といった一連の流れを科学的に組み立てなければなりません。そのプロセスは大学で行う研究そのものです。仲間と頭を働かせ合いながら協力し、発表会まで全力で頑張っています。
プラナリアのpH変化による再生能力への影響について研究しています。
災害時の簡易ろ過装置の研究ですが、まだ納得のいかない部分があり、補完実験を行っているところです。
水中の終端速度についての研究です。まとめの段階に入りました。
土壌とネンジュモの関係を研究しています。
課題研究発表会③
発表後は、質問も多くでました。中にはすぐには答えられないような高度な内容のものもあり議論が盛り上がりました。
発表⑧ 物理「水中の終端速度」
発表⑨ 地学「雨乞いは効果があるのか」
講評